元IBFスーパーバンタム級王者の岩佐亮佑選手が、2019年12月7日に米国ニューヨークで同級暫定王座決定戦が行われます。
岩佐選手は昨年(2018)の8月16日にテレンスジョンドヘニー選手とV2をかけての防衛戦で敗れ、IBF王座から陥落していました。
一昨日(11/7)の井上尚弥vsノニトドネア戦にかなりの刺激を受けたとのコメントをしている岩佐選手が、強敵タパレスを倒し世界チャンピオンに返り咲く番ですね!
奇しくも、今回岩佐選手と対戦するマーロンタパレス選手もドネア選手と同じフィリピン出身ですね。
早速、両選手のプロフィールや戦績、勝ち予想などをしてみたいと思います!
是非最後までご覧下さいね。
岩佐亮佑の戦績とプロフは?過去に山中慎介とも対戦経験あり?
岩佐亮佑選手の戦績とプロフィールを確認してみましょう。
・名前:岩佐亮佑(いわさりょうすけ)
・出身:千葉県柏市
・誕生日:1989年12月26日(29歳)
・身長:171cm
・戦績:29戦26勝(16KO)3敗(KO率61%)
・主な対戦相手:山中慎介(元WBC世界バンタム級王者)、リーハスキンス(元IBF世界バンタム級王者)、小國以載(おぐにゆきのり/元IBF世界スーパーバンタム級王者)、テレンス・ジョン・ドヘニー(元世界スーパーバンタム級王者)
下の動画は今やボクシングファンの間では語り草になっている、当時日本バンタム級王者の山中慎介選手と対戦したときの映像です。
この当時も山中選手の実力は際立っていましたが、下馬評では岩佐選手有利との見方が多かったです。
結果はご存知の通り、山中慎介選手が10ラウンドTKO勝利!
2011年の映像ですけど、お二人とも若い!(笑)
もう一つ、下は岩佐選手が昨年(2018/8)ドヘニーと対戦して王座陥落した時の映像です。
動画が消されていたのでリンクを削除しました(2020/1017)
一方、岩佐選手の次戦の相手タパレス選手のプロフィールを確認してみましょう。
・名前:マーロン・タナン・タパレス
・出身:フィリピン
・誕生日:1992年3月23日(27歳)
・身長:163cm
・戦績:32戦30勝(13KO)2敗(KO率43%)
・主な対戦相手:デビッド・サンチェス(元WBA世界スーパーフライ級暫定王者)、プンルアン・ソー・シンユー(元WBO世界バンタム級王者)、大森将平
このタパレス選手は、先日ウーバーリと対戦した井上拓真選手が狙いを定めていた選手とも言われています。
拓真選手からすると、試合数が30戦を超えて経験豊富、かつサウスポーのタパレス選手との対戦は回避すべきとの判断だったのでしょう。
あと付け加える情報としては、このタパレス選手はかなりの曲者です。
というのも、減量オーバー(体重超過)で失格となった過去があります。
それだけなら、調整ミス?というくらいですが、再計量まで数時間の猶予を与えられた後に体重が更に増えていたという逸話の持ち主です。
何やらルイスネリ臭が漂うヤバげな男という感じがしますね。
岩佐亮佑vsタパレス、対戦したらズバリ勝つのはどっち?
Marlon Tapales' road to the title was paved in adversity - The RingNobody will ever claim Marlon Tapales had an easy ride to a world title. The 24-year-old Filipino boxer had to overcome a knockout loss to a journeyman and a de...
岩佐選手とタパレス選手の試合、個人的には結構楽しみにしている試合です。
この二人、両者とも試合中にノッてくれば無敵の強さなんですが、時々集中力が途切れて諦めモードに入るときがあります。
というか管理人にはそう見えるときがあります。
二人ともサウスポーなので、右のジャブを突き合いながら左を打つという試合運びになると思われますが、迷いなく打ち込んでくるタパレスがやや優勢と見ています。
皆さんのご見解は如何でしょうか?
【参考記事】タパレスの戦績がマジでヤバイ!岩佐亮佑は勝てるのか?勝敗予想
井上尚弥のスーパーバンタム級での試合の可能性は?
試合後抱き合う井上とドネア
ドネア選手がフェザー級で王者になった経験があるので、井上尚弥選手にもスーパーバンタム級やフェザー級での戴冠の可能性はあると思います。
しかしながら、上の階級になればドネア選手以上にゴツイ選手があふれているので、これまでのような衝撃的な1ラウンドKO勝利は減るでしょうし、井上選手の身体への負担もあります。
ハートも体躯も鋼のように強い若きチャンピオンは今後どのような選択をするのでしょうか?
今後の行方を静観したいと思いますね。
まとめ
井上尚弥というスーパースターが登場してボクシング人気もにわかに復活の兆しが見えていますが、世界王者になって世界に名を馳せる選手もいれば、かたや夢破れてひっそりと引退していく選手もいます。
というか、世界王者になれない選手のほうが山ほどいます。
しかしながら、すべてのボクサーに共通して言えるのは、彼らは人の見ていないところで血反吐を吐くほどの努力をしているということです。
女優の柴咲コウさんのツイートには考えさせられてしまいました。
WBSSバンダム級決勝 息を呑んで見入りました
諦めない姿勢、スポーツマンシップ、技術と精神
『君は人生をどう生きる?』と問われているようでした— Ko Shibasaki 柴咲コウ (@ko_shibasaki) November 7, 2019
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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