ローマ教皇(ローマ法王)・フランシスコが11/23-26の4日間のスケジュールで日本に来日されますね!
ヨハネ・パウロ2世以来38年ぶり二度目の教皇来日のため、日本ではちょっとした騒ぎになりつつあります。
フランシスコの特設サイトが立ち上げられたり、オリジナルソングが制作されたりと結構なブームとなっています。
ところで、ローマ教皇(ローマ教皇)が被っている白くて小さい帽子って何なのか気になったことありませんか?
なんという名前(名称)で、どんな目的で、なぜ歴代のローマ教皇(ローマ法王)が全員被っているのか調べてみました!
是非最後までご覧下さいね。
ローマ教皇(ローマ法王)ってどんな人なの?
ローマ教皇(ローマ法王)の情報について少し確認しておきましょう!
・本名:ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ(Jorge Mario Bergoglio)
・出生:1936年12月17日(82歳)
・国籍:アルゼンチン
・宗派:カトリック(イエズス会)
・居住地:バチカン市国
・母校:ブエノスアイレス大学
・先代:ベネディクト16世
※初の南米出身のローマ教皇(ローマ法王)
今回来日されるフランシスコは、先代のベネディクト16世が2013年2月28日をもって辞任したことを受けて、第266代ローマ教皇(ローマ法王)となられました。
下の動画二つは、フランシスコ来日を受けて開設された特設サイトで公開されている動画です。
是非、一度ご覧になってみて下さい!
今回、フランシスコが来日される目的は以下の3つです。
1.長崎で非核化へのメッセージを述べられる。
2.広島で平和をアピールする集会に出席される。
3.東京で東日本大震災の被災者および安倍晋三と会談する。
ローマ教皇(ローマ法王)の被っている白くて小さな帽子は何?
ところで、国際ニュースなどでローマ教皇(ローマ法王)を見かけるとほぼ必ず、小さな白い帽子を被っている(?)頭頂部にくっ付いているのが確認できますよね?
あれって一体何という名前で、何の目的なのでしょうか?
あの帽子は「ズケット(イタリア語)」「カロッタ(ラテン語)」と呼ばれています。
現在ではローマ教皇(ローマ法王)は白、枢機卿は赤、司教は赤紫、大修道院長は黒のズケット/カロッタを被るようになっているようです。
目的は、もともとは頭頂部を覆い隠すという帽子本来の目的で使用されていましたが、現在は聖職者の身分が一目で分かるようにするためのようです。
また、会釈しても帽子がずれ落ちないのは、オーダーメイドで頭の形にピッタリとフィットするように作られているからだそうです。
下の動画は、ある少女がローマ教皇(ローマ法王)の白い帽子をうっかり取ってしまったシーンです(笑)可愛くて微笑ましいですね!
Took my Goddaughter to meet the pope. She stole his hat! pic.twitter.com/SdSorop3uN
— The Catholic Traveler (@MountainButorac) March 22, 2017
ローマ教皇(ローマ法王)ってどうやって選出されるの?
ローマ教皇(ローマ法王)を選出するときは「コンクラーベ」という選挙のようなもので決めるのですが、選出されるまでは何日間もほぼ飲まず食わずで延々と続きます。
サンピエトロ聖堂の煙突から白い煙が立ち上がると新ローマ教皇(ローマ法王)確定の合図で、黒い煙の場合は決まらずという意味です。
ローマ教皇(ローマ法王)確定!(白い煙)
決まらず…。(黒い煙)
この何日も続くコンクラーベを、まさに「根競べ(こんくらべ)」と似ていることから前回のローマ教皇(ローマ法王)選出の時はちょっとした笑い話になったことを記憶しています。
まとめ
今回のローマ教皇(ローマ法王)は日本とタイを8日間かけて訪問されます。
オフィシャルテーマソングも制作され、オリジナルグッズの販売などもありローマ教皇(ローマ法王)フィーバーが巻き起こるかもしれませんね!
ちょっと楽しみしています。
蛇足ですが、日本では天本英世さんがローマ教皇(ローマ法王)と同じ帽子を被っていました。
仮面ライダーの死神博士を演じた俳優さんです。「クッソおのれライダー、覚えていろ!」というセリフ、懐かしい…。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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