帝拳ジムとならぶ名門・協栄ジムが活動休止(実質閉鎖)のニュースが昨日飛び込んできましたね。
世界王者を多数輩出する、ボクシングファンの間では知らない人は居ないくらいの老舗のボクシングジムです。
協栄ジム(旧・金平ジム)の設立者である金平正紀氏から息子の現会長の金平桂一郎氏に引き継がれ、現在まで名王者を育ててきており、マッチメークにも定評のあるジムでした。
なぜこのような事態になってしまったのか、活動休止の原因や真相・背景などを調べてみました!
是非最後までご覧下さいね。
金平正紀と金平桂一郎の経歴やプロフィールについて
設立者の金平正紀氏とその息子・金平圭一郎氏のプロフィールを簡単にご紹介します。
現会長は息子の金平圭一郎氏です。

・名前:金平 正紀(かねひら まさき)
・生年月日:1934年2月10日 – 1999年3月26日
・没年:1999年3月26日(65歳没)
・出身:広島県広島市

・名前:金平 桂一郎(かねひら けいいちろう)
・生年月日:1965年11月3日(54歳)
・出身:東京都渋谷区
父親の金平正紀氏は元プロボクサーでしたが、息子の金平桂一郎氏はプロライセンスは取得していないようですね。
桂一郎氏は主にボクシングジムの会長やプロモーターとして活動しており、亀田一家を担いで夏と冬の「ボクシング亀田祭り」などを主催していたのは記憶に新しいと思われます。
亀田家を担いだことについては賛否あるかもしれませんが、2014年に当時WBA・WBO王者だったギレルモ・リゴンドウを来日させ、大晦日の試合を実現させたことは一定の評価ができると思います。
協栄ジムはなぜ活動休止するの?原因や理由はなに?
まず、これまで協栄ジムの会長だと思われていた金平会長は実は「雇われ会長」だったということが明らかとなりました。
世界戦の赤字で経営が苦しくなり、12年には自社ビルを売却。現在の実質的オーナーらの支援を受けて運営してきたものの、今年になって方向性の違いが表面化したという。
金平会長は「経営者とのトラブルです。弁護士を通じ、法的なものを進めていきます。協会から厳しい声も頂きましたが、私の責任においてできるのは休会ぐらい」と説明した。
<出典>日刊スポーツ
金平会長のコメントによると、協栄ジム休止の理由は上記の通りですがまとめると以下のようになります。
1.(収益の)見込みを下回る世界戦が続いたことによる経営難。
2.1について経営者との金銭的かつ方向性の違いによるトラブルが深刻化。
3.金平会長自身がジム会長職を解雇された。
協栄ジムの経営陣は、私の発信や行動など、全く意味が無いが如く発信しているようですが、もし、今日や明日にでも事故等あれば、ひとえに私の管理監督責任となります。
協栄ジムの名前を一旦でも名簿から消すのを消すのは、苦渋の決断だったとご理解くださる事を、お願い致します。— 金平桂一郎 (@kyoeikanehira) December 7, 2019
ところで、ここで出てくる「経営者」「経営陣」とは誰なのでしょうか?
調べてもどこにも情報がありませんが、削除される可能性もありますので金平氏のTwitterのスクリーンショットを載せておきます。
石川氏という名前が出てきていますが…。
恐らくですが、報道されている事情は表向きの理由で真相は別にあると思われます。
Y氏というのは安河内氏のことを指しているようにも見えますが、これ以上の言及はヤバいので止めておきます。
ともあれ、協栄ジム休止となると、所属している選手(亀田京之介選手)らは他のジムへ移籍しないと試合ができないことになりますね。
金平桂一郎の妻(嫁)や本人の病気説について
金平桂一郎氏は協栄ボクシングジムの事務員だった女性と1994年12月に結婚しています。
名前は金平真由美さんで、顔画像も見つかりました。
男女痩身コースの専門【BODYMAKE/PRO/JAPAN】の代表も務めておられます。
Twitterはこちら。
協栄ジム所属の女性ボクサー・高野人母美(たかのともみ)さんの計量シーンですね。
2014年6月23日高野人母美計量パフォーマンス① http://t.co/WzqPS3Z0rm @youtubeさんから
— 金平真由美 (@mayumik0312) June 23, 2014
また、金平桂一郎氏の病気については約10年前に胃潰瘍で激ヤセしていますが、現在の病状は落ち着いており、今回の協栄ジム休止との直接的な関係はないようです。
【参考記事】協栄ジムの毒入りオレンジの真相は?具志堅用高が被害者って本当?
まとめ
これまで世界チャンピオンを13人も輩出した名門ボクシングジムの休止というニュースに驚いたボクシングファンも多いかと思います。
これまでも、対戦相手に送ったオレンジ事件や亀田家をめぐる様々なトラブルが絶えない印象がありますね。
また、名門ジム閉鎖という点ではガッツ石松さんなど5人の世界王者を輩出したヨネクラジムが17年に閉鎖していますね。
いま人気実力ともにトップの井上尚弥選手が所属する大橋ジムの会長である大橋秀行さんもヨネクラジム所属の世界チャンピオンでした。
金平会長の「新たなスポンサーを探し、なるべく早く復活させたい」という言葉を信じ、名門ジム復活を期待したいと思います!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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