フォロワー数31万人以上を抱えるインスタメディア『古着女子』を運用する株式会社yutori。
どんな企業かというと「誰も恐れずに、自分の『好き』を体現できる社会をつくる」ことをミッションとして、2018年に立ち上げられました。
その企業の代表である片石貴展さんとはどのような方なのでしょうか?
是非最後までご覧下さいね。
片石貴展のプロフィール
⽚⽯貴展さんのプロフィールを簡単に確認しておきましょう。
・生年月日:1993年(26歳)
・出身:神奈川県横浜市
・学歴:明治大学商学部
明治大学時代は、アカペラアイドルグループ 「The Snatch! 」のメンバー兼プロデュースをされていました。
このグループは史上初の「会いに行ける男性アイドルグループ」で、AKBの男性版のような感じですかね。
グループは学生6人で構成されたアカペラグループで、メンバー全員が明治大学生で構成されていました。
各メンバーは以下の通り。
光平さん、ユウノスケさん、宏充さん、P助さん、トムさん、片石さん。
メンバーの中には元読者モデルやサロンモデル、東京ボーイズコレクションに出演した人までいたようです。
しかしながら、2016年3月に600人規模のワンマンライブを行った後に卒業(無期限活動休止)となっています。
そんな⽚⽯貴展さんですが、大学卒業後は株式会社アカツキに入社され、新規事業部の立ち上げにも携わりました。
そして、2017年12月にInstagramで「古着女子」を立ち上げ、開設から5ヵ月でフォロワー10万人を獲得。
これを契機に2018年4月に株式会社yutoriを創業されました。
片石貴展の企業はなぜyutoriというネーミングなの?その意味とは?
⽚⽯貴展さんはご自身の企業はもとより、扱う商材やコンセプトにも非常に強いこだわりがあります。
yutoriはプラットフォームではなくコンテンツを提供する企業としてやっていきたいなと思っています。
老若男女を巻き込むコンテンツというよりは、僕らの半径5メートルにある空気感をかぎ取って、僕らが好きな人が集まってくるようなプロダクトを生み出したいんです。これこそがミレニアルコンテンツだと思っています。
既存の評価軸で評価できるような存在とか匂いに僕らがなってしまってはいけないと思うので、まったく新しい企業の在り方やモノの作り方とかにチャレンジしていくという意味も込めて、ミレニアルコンテンツカンパニーのyutoriと改めて名乗った感じですね。
<出典>企業LOG
これでもイマイチピンと来ないですよね?
そもそもミレニアルって何?と思うかもしれませんが、ミレニアル(millenial)というのは一般的に1981~1996年の間に生まれた世代のことで、片石さんはその後の世代になります。
ミレニアル世代の代表的な特徴は以下の通り。
- 食事は自炊ではなくテイクアウトを利用する。
- 大学などの授業は教室での講義ではなく、オンライン学習を好む。
- 伝統的な資産ではなく「より高度な」資産に投資することを好む。
- デパートでは買わず、ファストファッションに身を包む。
- 悩み事や相談は親兄弟ではなく、グーグルで検索する。
この世代のド真ん中にある片石さんは、過去や偏見にとらわれず本当に必要な「変化」を生み出す技術が圧倒的に優れています。
なので、0円で起業しインスタなどの各種フォロワーが30万に突破ということも割と余裕でできてしまうんですね!
片石さんの発言や言葉を聞いていて「なるほど!」と思ったのは「正直でいるからこそ人を惹き付けることができる」というフレーズです。
「弱さも含めてありのままの自分を受け入れることが大事」であると思っているし、そういうマインドとかスタンスでいると会社の居心地も良くなるので、結果的にも面白い人が沢山集まってくるのだと思っています。
yutoriという社名をつけたり、自分自身がそのようにいられるような環境を作ったことがかなり大きいですね。
片石貴展の企業戦略や今後の展望について
⽚⽯貴展さんが目指しているのは「古着 × インターネット」の新しい市場を開拓していくことのようです。
具体的には、古着にあうデニムやスカートなど汎用性の高いアイテムは、古着ではない新しい商品を提供し、さらにその一歩先として「販売」とは違う新しい形で、古着の楽しみ方を提案していくことです。
「今日はどんなものがアップされているかな?」と訪れてもらえるような、ユーザーが毎日見て楽しい場所にすることが重要。
ここに勝算があると思っています。
古着の本質はキュレーションです。
同じコンセプトの服だけを集めたショップを立ち上げることは簡単にできます。
古着初心者から、上級者向けのショップまで、さまざまなニーズにあわせたショップをyutoriから出せば、息の長い事業になっていくと考えています。
従来のプラットフォームでの勝負ではなく「コンテンツ」で勝負、というのは潤沢な資産力があるかとかビジネスの人脈とか無関係に勝負できることに着目していますね。
まとめ
今回ご紹介した⽚⽯貴展さんですが、個人的には非常に印象に残る若手CEOでした。
誰かに認められる為にとか、評価される為に生きるのをやめた時こそ、本当に自分自身が納得のいく生き方を選ぶことができるのかもしれませんね。
学生時代からこのようなことにいち早く気が付き、自分の弱さと強みを理解した上でyutoriという企業を立ち上げて自分らしく生きている片石さん。
若者ながら心から共感できる価値観の持ったCEOです。
ファンになってしまいました、これからも頑張って下さい!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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