野球やソフトボールをやっている人で飛距離をあげたいと思っている人も多いかもしれません。
そのためにバッティング練習をするのもいいですが、飛距離をあげる構造と効果的なトレーニング方法を知ることがとても重要です。
今回はいつもと趣向を変えて、野球のバッティングで飛距離を上げる構造と効果的なトレーニング方法について調べてみました!
是非最後までご覧下さいね。
飛距離をあげるにはパワーが必要
もちろんいろんなテクニックや方法もありますが、野球で飛距離をあげるにはパワーが一番大切になります。
基本的に飛距離がある人は体の大きな人、つまりパワーがある人です。
パワーをつけるのに一番効果的な方法が筋トレです。
実際、多くのプロ野球選手もパワー、飛距離をあげるために筋トレを行なっており広島や阪神で活躍した金本知憲選手もその1人です。
金本知憲さん
もともととても線が細かった金本知憲選手は筋トレを始めてパワーをつけてからホームランを連発するようになりました。
生涯成績では金本選手は本塁打476本で、長嶋茂雄さんの444本や田淵幸一さん474本を抜いて歴代10位になっています。
ここからは具体的にどの部分の筋肉が大切なのかについてご紹介します。
飛距離をあげるために大切な筋肉
全身の筋肉、パワーが大切ですが、特に下半身と体幹周りです。
体幹(たいかん)とは、体の中心となる部分で腹筋、背中や腰周りを含めた胴体部分全般のことです。
ここからは下半身と体幹周りの筋肉を順番に解説していきます。
下半身
飛距離をあげるために大切な下半身の筋肉は、特にハムストリングス、臀筋(でんきん)、内転筋(ないてんきん)です。
バッティングをする時は地面を蹴ってそこから力をもらっているので、地面を強く蹴る力=股関節周辺の筋力が求められます。
ハムストリングス
ハムストリングスは、太もものことで大腿ニ頭筋(だいたいにとうきん)、半腱様筋(はんけんようきん)、半膜様筋(はんまくようきん)を総称した呼び方です。
臀筋(でんきん)
これはお尻の筋肉のことで、バッティングで地面を蹴った後、骨盤が回転します。
この際、バットには強い遠心力がかかり、お尻の筋肉が弱いとバットの遠心力に負けてしまい飛距離が出ません。
これは後で紹介する背筋も関係しています。
内転筋(ないてんきん)
これは太ももの内側にある筋群のことで、股関節の内転に作用する筋肉です。
バッティングでハムストリングスや臀筋でパワーを溜め込み、前足を前に出して体重移動する際にこの内転筋にパワーが移り腰へとつなげます。
結構地味な筋肉ですが飛距離を出すためには欠かせない部位です。
体幹周り
腹筋も大切ですが、それよりも飛距離を出すためには背筋が欠かせません。
背筋が弱りと先ほど述べたバットの遠心力に負けて、バットを振るというよりも「バットに振られる」という現象が起きるのでボールが飛びません。
野球初心者や飛距離が出ない人に共通するシーンです。
体の軸がぶれないためにも背筋がとても大切になります。
飛距離をあげるためのトレーニング法
下半身、パワーをつけるためにおすすめなのがスクワットです。
下半身を中心に背筋も鍛えられるので飛距離アップに最適のトレーニング法と言えます。
やり方も簡単なので筋トレ初心者の方でも始めやすいというメリットがあります。
あと背筋をメインに鍛える方法として、バーベルローイングやラッドプルマシンなどがあります。
バーベルローイングではスクワットと同じバーベルを使うのでスクワットをしてからそのままローイングに移られます。
バーベルローイングで腰に負担がかかりすぎる場合は、ワンハンドダンベルローイングでもOKです。
片方ずつやるのでより狙った部位に集中してトレーニングができます。
まとめ
いかがでしたか?
今日は、野球の飛距離をあげるために大切な筋肉とトレーニング法についてでした。
飛距離が伸びなくて悩んでいる人は、ぜひ今回紹介した筋肉を中心に鍛えてみてください。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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