2018年シリアで武装組織に拘束され、おととし解放されたフリージャーナリストの安田純平さんに対して外務省がパスポートを発給しないと通達していたようです。
それを不服とした安田純平さんが、パスポートの発給を求めて東京地裁に訴えを起こしたようですね。
人質から解放されて2年、そろそろ活動するおつもりなのでしょうか?
今回は安田純平さんが敢えてシリアに出かける理由と何をして稼いでいるのかが気になったので調べてみました!
是非最後までご覧下さいね。
安田純平がシリアに行きたがる理由は?
「身の回りの出来事がどう世界と繋がっているのかを考える、という点で地方紙の仕事に意義を感じていた。9.11(米同時多発テロ事件)の後、-中略-自分の生き方を考えるうえでも現場を見た方がいいと思った」
<出典>なぜ紛争地の取材をするのか~安田純平さん講演会より
安田純平さんは現在はフリージャーナリストですが、信濃毎日新聞社に勤務していた頃にイラクを取材することになったのがこの人の転機だろうと思います。
新聞社を退社してフリージャーナリストとなりイラクに滞在して取材を続けました。
「ジャーナリストは、危険な場所に行って、現場で起きていることを取材して伝えるのが仕事」という強い信念が安田さんのモチベーションになっています。
安田純平さんは、危険な紛争地域へ直接取材に行くことなく、ネットだけで調べた情報をもとに報道するアラブ人ジャーナリストを嫌悪するとも語っています。
こうした純粋なジャーナリストとしての理念や信条は理解できますし、本心から紛争地で何が起きているのかを報道する義務があると思っていることも理解できます。
しかしながら、この安田純平さんには拭えない不信感が強く付きまといます。
これについては次以降で述べてみたいと思います。
安田純平は現在何をして稼いでいる?
1月13日9:30から池袋で講演します。報道はイランと米国の話ばかりになっていますが、この間もこれまでもシリアでは激しい空爆が続いています。そのシリア・イドリブの教育支援などしている在日シリア人NGOのチャリティイベントです。現地で取材・経験したシリア内戦と、日本社会の今を考える話です。 pic.twitter.com/ttCddk2JaK
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) January 8, 2020
シリアなどのヤバい地域での取材で稼いでいる安田純平さんですが、旅券(パスポート)が無くては海外にも行けませんね。
安田さんのようなフリージャーナリストは収入源が1つであることは少なく、講演や執筆・テレビや雑誌などのインタビューでも収入を得られます。
昨日は池袋で講演をされていたようですし、メルマガの配信も積極的にされておられるので特に食い扶持(くいぶち)には困ってなさそうです。
また、誰も行きたがらない危険な紛争地域での生の取材とデータは高額で売れるような気がしますが、戦場カメラマンの渡部陽一さんの年収は1000-1500万円と言われています。
意外にもそれほど高くはないようですね。
こんにちは戦場カメラマンの渡部陽一です。イラク情勢。アメリカ軍によるイラン革命防衛隊ソレイマニ司令官殺害事件。イラン・アメリカ両国による武力衝突回避を探る中、首都バグダッド北方にあるバラド米軍基地への砲撃を確認。殺害された司令官に忠誠を誓うシーア派武装組織による報復攻撃の可能性。
— 渡部陽一 (@yoichiomar) January 14, 2020
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安田純平の問題点について
安田純平さんに対する誹謗中傷が多いことは有名ですが、なぜこれほどまでに叩かれるのでしょうか?
この人がいろいろ叩かれるのにはそれなりの理由があります。
まず、武装派集団に捕まる回数があまりにも多すぎる!
安田純平さん、あなたどんだけ素人なの??
- 1回目:2003年イラク軍に拘束される
- 2回目:2003年イラク警察に拘束される
- 3回目:2004年バクダットで武装勢力に拘束される
- 4回目:2009年MYUに拘束される
- 5回目:2015年ヌスラ戦線に拘束される
安田さんご本によれば「人よりは少ない」とのこと…。
また、こんなことも述べておられましたよね。
「自己責任なのだから口や手を出すな」「世界でもまれにみるチキン国家だわ。」「国民をビビらせたうえで行使するのが集団的自衛権だろうからな。」などなど…。
戦場に勝手に行ったのだから自己責任、と言うからにはパスポート没収とか家族や職場に嫌がらせしたりとかで行かせないようにする日本政府を「自己責任なのだから口や手を出すな」と徹底批判しないといかん。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) April 3, 2015
シリアのコバニには欧米からもアジアからも記者が入っていて、フェミニストの若い女性やら学生メディアやってる大学生やらまで集まっているが、日本は経験ある記者がコバニ行っただけで警察が家にまで電話かけ、ガジアンテプからまで即刻退避しろと言ってくるとか。世界でもまれにみるチキン国家だわ。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) June 19, 2015
トルコでも爆破事件があったし、コバニなんてあのあたりではかなり安全といえるんでないか。いまだに危ない危ない言って取材妨害しようなんて恥曝しもいいところだが、現場取材を排除しつつ国民をビビらせたうえで行使するのが集団的自衛権だろうからな。
— 安田純平 (@YASUDAjumpei) June 19, 2015
このような勇ましいことを言った後で捕まった挙句、日本政府に助けを求めてくるわけですからネットでおもちゃにされて当然ですよ。
この時、安田純平さんの救助でカタール政府がお金を払ったという報道もありましたよね。
実際にカタール政府からお金が出たかどうかはともかく、この人の救出に日本政府が動いたことは紛れもない事実。
真顔で都合のいいことばかり話していますが、結局は捕まっても日本政府が救助することを知っててやってるとしか思えません。
冬山登山などで遭難した人の救助費用が請求されるように、この方の救助費用も請求すべきという議論には同意したいと思います。
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まとめ
安田純平さん、非常に面白い方ですよね?
外務省に旅券(パスポート)の再発行の依頼をされて、それが拒否されたそうです。
今度はどこに行かれるのでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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