カシメロが負けた試合の相手は誰?井上尚弥戦の勝敗予想と試合展開

ボクシング

今ノリにノッテいる3階級制覇王者のジョンリル・カシメロ(John Riel Casimero)井上尚弥がついに激突します!

WBSSの優勝候補と目されていたゾラニ・テテ(Zolani Tete)を鮮烈なKOで下し、一躍バンタム級戦線の一角に上り詰めましたね。
そんな今向かうところ敵無しのカシメロですが、これまでどんな選手と戦い、負け試合はどんな感じだったのでしょうか?

ノニト・ドネア戦に続き、また強敵を迎え撃つ井上尚弥戦との試合予想もしてみたいと思います。

是非最後までご覧下さいね。

カシメロが負けた相手は誰?

カシメロはフィリピン出身の現在30歳のボクサーです。

気になるこれまでのカシメロの戦績ですが、33戦29勝(20KO)4敗(1TKO)で、注目すべきはカシメロの圧倒的なKO率ですね。

これほどの驚異的なKO率を誇るカシメロですが、過去に4敗しています。

一体、どんな選手に負けたのでしょうか?

ラモン・ガルシア(メキシコ):判定負け

2010年7月24日に、メキシコでライトフライ級ラモン・ガルシアと対戦し、12ラウンドフルセットの末、1-2のSD(スプリットディシジョン)の判定で破れています。

この時、カシメロはWBOライトフライ級暫定王者で、初防衛に失敗プロ初黒星を喫しています。

カシメロvsガルシア戦の動画は見つかりませんでしたが、ガルシアのインタビューがありましたのでご紹介しておきますね。

モルティ・ムザラネ(南ア共和国):TKO負け

2011年3月26日に、南ア共和国でIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネに挑戦しましたが、5ラウンド1分50秒、カシメロが戦意喪失しそのままレフェリーストップによるTKO負けとなりました。
この試合はまったくカシメロの良さが出ず、老獪なムザラネのワンサイドゲームでした。

アムナット・ルエンロン(タイ):判定負け

2015年6月27日に、タイのバンコクでIBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロンに挑戦しましたが、12ラウンドフルセットの末、0-3の判定で敗れています。
アムナットはカシメロよりも身長およびリーチで勝り、もともとムエタイ選手ということもあって反則すれすれの首相撲や投げ技を食らわすなど、アムナットの一方的な試合になりました。


(注)カシメロはアムナットにリベンジを果たしており、判定負けを喫したこの試合の約1年後にアムナットにKO勝利しています。

ジョナス・スルタン(フィリピン):判定負け

2017年9月16日にフィリピンでスーパーフライ級の契約で、ジョナス・スルタンと試合をしました。

この試合はチャンピオンのヘルウィン・アンカハスへの挑戦権を賭けた試合で、カシメロはライトフライ級、フライ級の2階級制覇チャンピオンでした。
スルタンはカシメロにはパワーで勝てないことを試合前から自覚しており、徹底的に動き回ってカシメロのパンチを食らわないことに徹しました。

リーチの短いカシメロは手数で劣り、2~6ポイント差でスルタンに判定負けしています。



カシメロの敗戦を振り返って分かること

カシメロは身長とリーチ差による敗戦が多いことがわかります。

またムザラネ戦からも分かるように、決して打たれ強いタイプでもありません。

更には、太刀打ちできる相手ではないことを悟ると試合放棄気味になりがちです。

カシメロの得意なスタイルと特徴は?

カシメロは接近戦を得意とする選手ですが、試合中は距離を保ちアウトボクシングに徹するスタイルです。

遠くから一気に踏み込み、右ストレートや大振りのフックを打ち込みます。

パンチを打った後は素早くステップバックしてガードを上げるか、スウェイバックでカウンターパンチを避けることが多いです。

カシメロの特徴

1.試合中の重心は常に後方寄りにキープ。

2.ガードは浅めのL字ガードで、守りより攻撃重視のスタイル。

3.左腕を伸ばす、もしくは左ジャブを打ちながら右ストレート・右フックを打ち込む。

4.相手のストレートやジャブは、上体をのけ反らせて避ける。

5.攻撃は一気に踏み込んで、ロングレンジからの右ストレートを顔面かボディへ。

6.スタミナに難あり。試合後半になると手数が極端に減る。

7.全体的に変則的なスタイル。

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井上尚弥との試合はどうなる?勝つのはどっち?

結論から言うと、井上尚弥の勝利は動かないと考えています。

ズバリ、中盤(5~8ラウンド)以降のKO勝利もしくは無難に判定勝ちと予想します。

前回のノニト・ドネア戦で大苦戦を経験し、あわやKO負け寸前まで追い込まれたモンスター。

右目の眼窩底骨折と、現在も痛々しく残る傷が写真越しにも確認できます。

いくら無敗のモンスター井上尚弥でも、前回の試合の後ですから、慎重にカシメロを倒しに行くと思います。

プロの目にはどう映っているのでしょうか?

「荒々しいボクシングをするタイプだが、荒々しさでは井上選手には勝てない。荒々しいボクシングは穴が多く、パンチをもらう。」

世界3階級制覇王者・長谷川穂積

「井上さんが普通に勝つ。カシメロは距離があるので、やりにくいと思うが飛び込んできたところに井上さんがカウンターを合わせると思う。但し、あまり経験のないタイプなので注意が必要。」

OPBF東洋太平洋バンタム級王者・栗原慶太



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まとめ

ゾラニ・テテにKO勝利し、モチベーションもコンディションも今が最高潮のカシメロを見てきました。

身長やリーチ、ボクサーとしての総合的な実力という観点からは、井上尚弥の勝利は動かないと思われます。

しかしながら、WBSSの優勝候補筆頭だったゾラニ・テテがカシメロに不覚をとったり、無敗の王者だったローマン・ゴンザレスがノーマークのシーサケット・ソー・ルンヴィサイにまさかのKO負けもありました。

他のスポーツや競技に比べて、アップセットが起こりやすいのがボクシングのような気がします。

井上尚弥には前回のドネア戦以上に、慎重に試合を進めて欲しいと思っています。

気分やモチベーションがノリノリの相手ほど危ないものはありませんので。

井上君、気を抜かず頑張って!

絶対に勝てるさ!!

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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