スケバン絶滅説の現在は?昭和は積み木をくずし平成はSNSで暴言!

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数年前に『水曜日のダウンタウン』(TBS)「スケバン絶滅説」という面白い説を検証する企画があったようです。

見てないので分かりませんが、広島には一人だけ存在する(していた?)のだとか。

トップ画の女の子がそうですが、名前は藤本麗夏(ふじもと れいか)さんで当時の年齢は17歳15歳でした。

藤本麗花さん(2020/03/20追加)

確かに最近は見かけないというか、最後に見たのはいつかも記憶にないくらい昔のことのように感じます。

時代が昭和から平成へ移り変わり、現在は令和となって世の中の時間もスピードも早くなっていますね。

ともあれ昭和の時代に「スケバン」と称された女の子たちですが、今振り返ると実際の素顔は結構可愛かった気もしますね。

そんなわけで、今回はスケバン絶滅説スケバンの歴史的変遷、手がつけられない平成・令和のモンスター女子などについて調べてみました!

是非最後までご覧下さいね。

「スケバン絶滅説」は本当か?なぜ消えたの?

スケバンさんたち

スケバン絶滅説については、改めて検証するまでもなく都心・田舎問わず見かけることはなくなりました。

スケバン文化が最も華やかだったのは、70年代の頃だったのでないでしょうか?

アフロヘアーで、チョンバッグを振り回しながらロンスカで歩く女の子、今さすがにいないですよね?(笑)

70年代80年代にスケバン気取ってた女の子たち(元スケバン)は、年齢的には40代50代の熟女様になられていますよね。

この世代は「ポスト団塊ジュニア」と呼ばれ、男女ともマナーやら何やら最近の若者と比較されたりもしますが…。

スケバンが絶滅した理由としては幾つかあるようですが、それぞれ説得力があるのでご紹介します。

  1. ネットの普及により「たむろ」して悪さをする機会が減った。
  2. SNSや掲示板で暴言や誹謗中傷することで憂さ晴らしができるようになった。
  3. 今の中高生の間では不良はモテなくなった。
  4. 子供が大人に反抗する必要がなくなった。
  5. 少子化の影響で不良になる子も減った。

上記の1、2、4はなるほどと思います。

確かに、昔のように「子供を抑圧する大人vs反抗する子供」という対立構造はありませんね。

今の子が尾崎豊を聴いても本当に共感できているのか、と思います。

もっとおかしいのは、イマドキ尾崎豊の歌詞にイチャモンをつけるBPOのナンセンスぶり(苦笑)

時代考証も出来ない人たちってどうなの?

スケバン御用達の必須アイテム

ロンスカ(ロングスカート)
チョンバッグ(薄さが命)
咥えタバコ
カミソリ
爪先の尖ったヒールのないペッタラ靴
竹刀

などなど、キリがありません。

スカートの長さに関しては、短くするのは制限があったものの「長くするには制限がなかった」ことを逆手に取ったもの。

なかなかやりますね(笑)

スケバン語と不良語がおもしろい!

何気に言葉の使い方とかセンスを感じてしまうのは私だけでしょうか?

テストや勉強は苦手だった人も多かったでしょうけど、言葉遊びで造語するセンスはあったのでしょうね。

院卒(=少年院あがり) しゃこたん(=車高短)
すてごろ(=素手喧嘩) 年少(=少年院)
万券(=一万円札)これは今でも使いますね。 ヤニ(=タバコ)
天上天下唯我独尊(=釈迦の言葉を曲解したもの) スケ(=女)
シャバ僧(=冴えない人) ヒカリモノ(=刃物)

そのまま今でも使う言葉もありますが、クイズにできそうな言葉もありますよね。

「天上天下唯我独尊」、本来はどういう意味でしたっけ??

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「スケバン」という呼称の由来が知りたい!

ところで、何であの女の子たちは「スケバン」と呼ばれてたのでしょうね?

詳細はウィキペディアに譲るとして、一言でいうと「女(スケ)の番長(ばんちょう)」を略して「スケバン」というのが定説となっています。

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スケバンって実は可愛い?

この画像はミポリンと宮崎ますみさんなので可愛いのは当然ですが、普通にしているとこれくらいのお姉さんはいたような記憶があります。

元スケバンさんだった女の子たちの画像はネット上でも沢山拾えますが、ここで公開するのは控えておきますね。

「スケバンだった女の子の半分くらいは可愛かった」という記憶は、ひょっとしたら斉藤由貴さんをはじめとする『スケバン刑事』(フジテレビ)シリーズが影響しているかも知れません。

個人的には『スケバン刑事』より、同じスケバン系の『プロゴルファー祈子』(大映テレビ)「安永亜衣」さんのほうが圧倒的にが可愛かったなぁと、しみじみ思います。

どうしてもメジャー系が好きになれない天邪鬼な性格なもんで…スルーして頂いて結構です。

漫画作品のスケバン刑事(花とゆめ)について

実写版はあまりにも有名過ぎるので、敢えて漫画版について少し情報を。

「スケバン刑事」はもともと少女漫画ですが、描いていたのは男性で「和田慎二」という方です。

「花とゆめコミックス」です。

この作品は累計2000万部を超える大ヒットとなり、和田さんの代表作となりました。

その後何度もドラマや映画として実写化されました。

「積み木くずし」について

俳優でもあり声優もされていた「穂積隆信」さんの実話を基にした体験記です。

副題は「親と子の二百日戦争」といいます。

テレビドラマ版は「高部知子」さん、映画版は「渡辺典子」さんが有名でしょうか。

メダカの兄弟の一人(倉沢淳美さん、高橋真美さん)と角川三姉妹の一人(薬師丸ひろ子さん、原田知世さん)がそれぞれ主演されています。

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まとめ

90年代が近づくにつれてスケバン文化は廃れ、一方で美少女ブームに火がついて「コギャル」が台頭し、スカート丈が短くなっていきましたね。

またヤマンバとかガングロなどの、亜種なのかあるいは全く進化プロセスが違う人種なのか分かりませんが、コギャルたちと同時代に共存していたことがあります。

スケバンや不良たちの話に戻すと、カバンの持ち手の部分を白テープで巻いていると「喧嘩を買います」、赤テープは「喧嘩を売ります」という意味になるなど、アナログだった時代ならではですね。

『チャンプロード』(笠倉出版)のような雑誌が飛ぶように売れる時代は二度と来ないことが分かっているだけに、懐かしくもあり面白い時代だったと思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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