宇宙三銃士 スターボー(STARBOW)という1982年にデビューした女性3人組アイドルグループです。
デビュー曲の「ハートブレイク太陽族」は、松本隆さんが作詞、細野晴臣さんが作曲・編曲という豪華さでした。
スターボーという名前は、星の虹(RAINBOWからの造語)で「星の架け橋」という意味が込められている言われています(実際は不明…)。
実は彼女たちは元祖テクノアイドルで、完璧にPerfume(パフューム)はその後輩にあたります。
そんなスターボーのメンバーだったIMATOさんこと、今里沙渚(今里直子)さんが長崎で何やら別の職業に転身して話題とのことです!
早速、スターボーの現在やかつてのメンバーの経歴やプロフィール、今里沙渚さんの長崎のお店などについて調べてみました。
是非最後までご覧下さいね。
スターボー(STRABOW)はどんなアイドルグループだったの?
“スターボー
仲良しトリオの笑っちゃう合宿生活
ちょっとお わたしのキャベツ食べたのダーレ!?”宇宙人設定をやめてぶりっ子路線に変わったころ。そして新曲「サマー・ラブ」でスターボーは終わってしまうのであった。切ない。
プチセブン 1983年(昭和58年)7月1日号#スターボー#昭和 pic.twitter.com/jtau66cTuh
— 懐かしい昭和時代 (@natsukashi__) March 16, 2018
スターボー(STARBOW)はデビュー当時「太陽系の第10惑星・スターボー星から脱出」してきた「性別不詳、年齢不詳」という謎の設定が話題を呼びました。
当初の名義は宇宙三銃士 スターボーでした(懐かしい…)。
しかも、そのプロモーション費用は1億円という莫大なものだったそうです。
それにもかかわらず、その謎の設定が受け入れられず、約一年でごく普通のブリブリアイドルに路線変更しましたが、それも大失敗。
さらにその一年後には活動休止に至りました…。
そんな事情もあって、当時を知る人はむしろ強烈に印象に残っていると思います(笑)
この謎グループは絶対に忘れられませんよね!(笑)
スターボー(STARBOW)デビュー曲を手掛けた松本隆さんが当時を振り返って以下のようなコメントをしています。
全然記憶がない(笑)。
多分ね、思い出したくない、早く忘れようっていう自己防衛本能が働いているんだよ。
なにがどうなってああなっちゃったんだろう…(中略)
…アルバムまで作ったのに売れないっていうのは相当なブラックホールに迷いこんだような、ま、悪夢です(笑)
<引用>『テクノ歌謡マニアクス』コイデヒロカズ編
スターボー(STARBOW)のリリースした曲は?
彼女たちのリリース曲一覧をご紹介します。
デビュー曲の力の入れようが分かりますが、結果はヤバいことになりました…。
ハートブレイク太陽族 | 1982年7月7日 | 作詞:松本隆/作曲・編曲:細野晴臣 |
たんぽぽ畑でつかまえて | 1983年2月25日 | 作詞:麻生香太郎/作曲・編曲:馬飼野康二 |
サマー・ラブ | 1983年6月25日 | 作詞・作曲:都志見隆/編曲:坂本洋 |
下はスターボー(STARBOW)のデビュー曲「ハートブレイク太陽族」です。
【関連記事】高橋里華の現在の介護理由がヤバイ!乳ガンで旦那と子育て奮闘中?
スターボー(STARBOW)のIMATOこと今里沙渚は何をしているの?
IMATOこと今里沙渚さんは、現在は長崎県諫早市のスナック「deux Gyan(ドゥ・ギャン)」のママとなり、このスナックを経営していいます。
スターボー(STARBOW)の活動終了後は1987年頃まで今里直子名義で女優としてテレビドラマに出演していた。
地元ではかなりの評判で、美人ママさんとの評判で常連のオジサマたちで連日連夜賑わっているそうです。
当時のスターボーを知っているお客様も多いでしょうから、デビュー曲「ハートブレイク太陽族」のリクエストもあるかも知れませんね(笑)
しかし、あまりにもインパクトのある曲タイトルですよね!
また、今里沙渚さんは結婚もされています。
旦那(夫)は堀越学園で甲子園に出場し、阪神に進んだ猪俣隆さんではないかという噂ですが、猪俣さんのWikipediaを確認する限り、そのような事実は無さそうです。
今里直子名義で西村京太郎「特急北アルプス殺人事件」に出演
@retoro_mode
土曜ワイド劇場 西村京太郎トラベルミステリー 特急北アルプス殺人事件(1986)より。
当時 #特急北アルプス が使用していた #名鉄キハ8000系 は、#特急ひだ を始め、全国のディーゼル特急に使用されていた #国鉄キハ80系 を参考にして製造されていました。 pic.twitter.com/xy6tTT1HO4— 流浪の懐古ハンター (@Mrliferider79) September 15, 2019
ちょっとだけ調べてみましたが、西村京太郎サスペンスシリーズだけではなく「特捜最前線」(テレ朝)にも出演されていますね。
第8作「特急北アルプス殺人事件」(1986年)
- 唐沢ナツ(宝石デザイナー) – 二宮さよ子
- 間垣ユミ(OL) – 芦川よしみ
- 堀田幸子(堀田栄の妻) – 鈴鹿景子
- 阿井今日子 – 中島葵
- 佐藤(高山警察署 刑事) – 山本廉
- 塚越貢(私立探偵) – 高峰圭二
- 旅館「田邊」 – 小園蓉子
- みずえ(女給・ナツの女給時代の仲間) – 人見ゆかり
- 女子大生(高山と下呂の死体の第一発見者) – 今里直子
ちょと話が逸れましたね(苦笑)
【関連記事】伊藤智恵理の月9降板理由がヤバい!代役の人気アイドルKは誰?
スターボー(STARBOW)の他のメンバーの現在が知りたい!
ところでスターボー(STARBOW)の今里沙渚さん以外のメンバーは現在どこで何をされているのでしょうか?
メンバーのプロフィールは以下の通りです。
● NAKATO
後にNAMI(中里采路)に改名
本名は中里しのぶ。1965年11月22日(55歳)生 東京都出身● YAETO
後にMEGU(渋谷めぐみ)に改名
本名は渋谷八重子。1964年12月20日(56歳)生 埼玉県出身
お二人が今どこで何をされているのか調べてみましたが、情報が見つかりませんでした。
芸能事務所にも所属してませんので、恐らく結婚を機に芸能界を引退されたか、あるいは業界に残っているとすれば楽曲提供やプロデュースする側にいるのでと想像しています。
【関連記事】松野有里巳(ribbon)の旦那と子供は?不育症とはナンゾや?
まとめ
スターボー(STARBOW)という、あまりにも斬新で時代を先取りしすぎてウッカリ勇み足してしまった、超貴重な女の子3人のアイドルグループ。
スターボーが爆発的な人気を得ることはありませんでした。
思えば設定キャラなど現在では当たり前のギミックを受け入れる受け皿もない時代でしたし、今なら何か別の形で評価されてヒットしたのではと、ふと思うことがあります。
本当に昭和というのは何でもアリで面白い時代だったなと、つくづく思います。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント