中野幹士(なかのみきと)という、期待の日本人若手ボクサーに注目です。
現在はボクシング名門・帝拳ジムに所属している国内A級ライセンスを取得しているプロボクサーです。
プロライセンスを取得してまだ2年なので、知名度的にはまだまだかも知れませんが、その素質やセンスはピカイチです。
そんな未来の世界王者候補の中野幹士さんですが、戦績や身長、父親や兄弟、妹が誰なのか気になったので調べてみました!
是非最後までご覧下さいね。
中野幹士の戦績は?
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— 中野幹士 (@BoxingMikito) March 17, 2021
中野幹士さんの戦績は5戦4勝(4KO)無敗です。
まだ試合数は少ないですが、素晴らしい戦績ですよね。
さすが鉄の拳の異名をとるだけのことはあります。
石の拳のロベルト・デュランとか伝説の拳のブランコ・シカティック(キックボクシング)みたいな感じです(笑)
ロベルト・デュランというのは当時WBAライト級王者で、パナマに乗り込んで行ったガッツ石松さんをボコりにボコってタイトルを防衛した元気すぎるオヤジです。
レナードをボコるデュラン
中野幹士さんの階級はフェザー級(55ー57kg)なので、現WBA/IBF世界バンタム級王者の井上尚弥さんの2つ上の階級になります。
これまでの対戦相手とその結果もご紹介しましょう。
以下の4試合すべてKO/TKOで勝利しています。
2020年の試合は惜しくもKOを逃して、判定勝利になっています。
試合日 | 勝敗 | 対戦相手 |
2018年10月6日 | 2R KO | タナワット・ヤンチャロエン(タイ) |
2019年2月2日 | 1R KO | エカラック・ラップラコーン(タイ) |
2019年7月6日 | 2KO | アルビン・ユロング(フィリピン) |
2019年11月2日 | 3R TKO | ケージェー・ナタプラグ(フィリピン) |
2020年12月5日 | 8R 判定(3-0) | 佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ) |
次戦の対戦相手も決まっているのですが、世界的に蔓延している感染症が原因で、対戦が決まってい
た試合が中止になっています。
でも、スポーツ競技も再開されてきているので、次戦もそろそろでしょうかね?
下は3月に対戦が決まっていたグレン・メデュラというフィリピン出身の選手で、岩佐亮祐さんや尾川堅一さんとも対戦経験もあります。
グレン・メデュラ
中野幹士のプロフィール
次に、中野幹士さんのプロフィールを簡単にご紹介しますね。
中野幹士さんは1995年7月14日生まれの現在25歳で、大阪府大阪市出身です。
大学は東京農業大学出身で、同じボクサーでは井岡一翔さんや五十嵐俊幸さん、清水智信さんが先輩にあたります。
言うまでもありませんが、3名とも世界王者です。
井岡一翔
五十嵐俊幸
清水智信
所属ジムは、これまで数多くの世界王者を輩出している名門の帝拳ジムです。
WBAミドル級世界王者の村田諒太さんが帝拳ジムの唯一の現役王者です。
そろそろ、誰か世界王者が担当して欲しいところですよね。
中野幹士と堤駿斗はライバル?
この2人は2017年の全日本アマチュアボクシング大会で対戦しています。
結果は5-0の判定で、堤駿斗さんの圧勝でした。
堤駿斗さんはまだ高校生、一方中野幹士さんは大学4年生で、かなりのフィジカル差がありました。
しかしながら、さすがは井上尚弥二世の呼び声の高い堤さんの勝利!
フットワークもバランスも左右のカウンター、右のボディ打ちなどは正にボクシングのお手本を見ているかのような印象を受けました。
同年代で中野幹士さんを完封できるのは堤駿斗さんくらいでしょうかね。
流石としか言いようがありません。
下はそのときの対戦動画です。
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東京農業大学はなぜボクシングが強い?
ところで、理系単科大学の東京農業大学はなぜボクシングが強いのか疑問に思ったことありませんか?
答えを言ってしまうと、監督やコーチが日本中の有望選手の試合を観戦してスカウトしているからです。
もう1つの大きな要因としてはボクシング部員全員が寮生活で、管理されたトレーニング生活を送っているというのも上げられれます。
東農大学生寮
中野幹士の身長は?
中野幹士さんの身長は173cmです。
元スーパーフェザー級王者の内山高志さんとほぼ同じ位ですね。
内山高志さんは172cmで、数年前に那須川天心さんと試合をしたメイウェザーJrは173cmです。
当然ですが、フェザー級ともなるとやはりサイズが大きいですね。
スーパーフェザー級の安定王者だった内山高志さんが、2016年にジェスレルコラレスと防衛線と行、まさかの王座陥落から4年が経ちました。
そろそろ次のフェザー級王者が誕生して欲しいものですね。
中野幹士の兄弟や父親は?
中野幹士さんには上に兄が1人、下には誠士(あきと)さんという名前の弟さんと芳香(よしか)さんという妹さんがいます。
つまり、中野幹士さんは4人兄弟の上から2人目ということになります。
芳香さん(妹)
父親は功治(こうじ)さんで、結構なお酒好きらしいですね(笑)
功治さん(父)
ちなにみ、幹士さんの父親・功治さんの好きなボクサーは大場政夫さん、マイク・タイソン、ノニト・ドネア、ナジーム・ハメドとのこと。
なんか、イイっすね!
「悪魔王子」こと、ナジーム・ハメドは漫画『はじめの一歩』に登場するブライアン・ホークのモデルになったボクサーとしても有名ですね。
ハメドの戦績は37戦36勝(31KO)1敗という、ヤバイくらい強い世界王者でした。
“@Tee_Meister: Kevin Kelly never got up from that punch @PrinceNaseemH #legend pic.twitter.com/IHAglvoi”
— Prince Naseem Hamed (@PrinceNaseemH) October 28, 2012
まとめ
男臭さを感じない中性的な「草食男子」であふれ返る、不思議大国の我が国日本。
男臭い男がヒーローだった時代の再来を期待するのは残念ながら無理なのかも知れません。
しかしながら、拳一つで頂点に上り詰めていく骨太男子には、これからの日本を担う少年たちのヒーローであり続けて欲しいとつくづく思います。
ナジーム・ハメドやノニト・ドネアになれとまでは言いません。
最低でもフェザー級のベルトを腰に巻いた姿を見せて下さい。
応援しています!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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