サンドラ・ホーンの歌う「ラヴ・スコール」という、ルパン三世のエンディングテーマはあまりにも有名ですよね。
透明感溢れる透き通った声とバラードが永遠の美を感じさせる楽曲として、アニメの登場人物である峰不二子に良く似合い、今でも愛される名曲となっています。
しかしながら、あの曲はいったい誰が歌っているのでしょうか?
女性であることは間違いがないのですが、日本語も英語もかなり流暢で、気がつけばすでに40年以上も峰不二子のテーマとして採用されていますね。
というわけで、サンドラ・ホーンは誰なのか、本名や年齢、現在は何をされているのか気になったので調べてみました。
是非最後までご覧下さいね。
サンドラ・ホーンって誰?本名と年齢は?
今度のナイル殺人事件の予告見て70年代板の主題歌は日本のオリジナルだったなーとか思って調べたら歌ってたのはスネークマンショーに入ってたジマーマックのサンディーさんの変名でしかも彼女は更にサンドラ・ホーン名義で新ルパンのラヴ・スコールまで歌ってた。全音源を持ってて今迄気づかなかった… pic.twitter.com/o86O5OY4Np
— kaichisato@Samurai and Shogun (@kaichisato) October 3, 2020
ルパン三世シリーズのファンであれば、ご存知な人も多いでしょう。
サンドラ・ホーンさんは、その昔サンディー(Sandii)という名前で歌手デビューした女性シンガーです。
グラビアモデルとしても絶大な人気でした。
本名は「鈴木あや」さん、1951年12月27日生まれの現在70歳で、東京都田無市(西東京市)のご出身です。
サンディー(Sandii)さんはスペイン人の父親と日本人の母親のハーフで、10歳から高校卒業までハワイで過ごしています。
1980年には細野晴臣さんプロデュースで日英のアルバムもリリースし、サンディー&ザ・サンセッツを結成して世界各地のツアーも行っていたようです。
サンディー&ザ・サンセッツという名前でピンとくる人も多いのでは?と想像します。
サンディー&ザ・サンセッツ
またサンディー(Sandii)さんは、今でも本当に綺麗な方なのですが、グラビアをされていた頃は雑誌が飛ぶように売れていたのだとか。
まぁ、容易に想像がつきますけどね。
サンディー(Sandii)の現在は何をしているの?
サンディー(Sandii)さん
サンディー(Sandii)さんの現在はハワイと日本を行ったり来たりされて、大変忙しい毎日を送られているようですね。
ハワイアンとアジア音楽を融合させた立役者で、ハワイでも売れっ子のシンガーとなっています。
90年代からはサンディー(Sandii)さんのルーツともいえる、ハワイ音楽に傾倒していき、セルフプロデュースで次々とハワイアンを基調としたアルバムをリリースし続けました。
2001年には「サンディーズ・フラスタジオ」を設立し、現在までに1500名以上の門下生を育てているそうですね。
そして、2005年にはこれまでのサンディー(Sandii)さんの数々の修行の成果が認められ、「ウニキ・クム・フラ(フラの正統的継承者)」の称号をハワイの先人たちから授かることができたのです。
とても充実した生活を送られていることがわかりますね!
この下は3年前のものですが、個人的には非常に気に入っているシーンなので、是非ご覧になってみてください!
ウニキ・クム・フラとはどんな称号?
certificate(証明書)
ウニキ・クム・フラとは、フラ・カルチャーを伝導する最高位の称号とされています。
フラダンスの先生をハワイでは「クム・フラ」と呼ぶそうです。
クムは「先生・師匠」という意味で、フラは「踊り」という意味ですね。
クムの称号を取得するだけでも、歌や楽器やハワイのカルチャーなど様々な知識が試されるのですが、その最上位称号である「ウニキ」は、日本でいうなら「師範」に相当します。
フラマスター称号とでもいえる、名誉な資格になります。
日本人でこの称号を持っている人は、サンディー(Sandii)さんを含めても数人しか居ないそうです。
サンディー(Sandii)はハワイ生まれの日系人?
サンディー(Sandii)さん
サンディー(Sandii)さんは、その見た目からハワイ生まれの日系人と誤解されることが多いそうです。
まぁ、無理もないことだと思いますけどね。。
でも、生まれも育ちも日本のごく普通の日本人です。
「よく誤解されるんだけど、私にはハワイの血は一滴も流れていないの(笑)。
遠い親戚がハワイにいて、その方が私のことをとても可愛がってくれたので、10歳くらいのときからハワイで暮らすことになったわけ。
でも、日本にも家族がいたから、さびしくなると帰ってきて、行ったり来たりという生活をしていました」
<出典>salitote
ラヴ・スコールをカバーしている歌手は?
流石にラヴ・スコールはかなりの名曲なので、超有名なアーティストがカバーされています。
有名なのは「石川さゆり」さん「小野正利」さん「増山江威子」さんでしょうか。
数名ほどご紹介しますね(敬称略)。
石川さゆり | 小野正利 | 増山江威子 |
高岡早紀 | 佐野美和 | 野宮真貴 |
●石川さゆりさんバージョン
●小野正利さんバージョン
●増山江威子さんバージョン
サンディー(Sandii)の名曲・ラヴスコール
やはり、最後はサンディー(Sandii)さんご本人による「ラヴ・スコール」を聴きたいですね。
ご紹介しておきましょう。
サンドラ・ホーン | 1978年 | Lupin Ⅲ’79 | OPテーマ |
ラヴ・スコール Love Squall | EDテーマ |
まとめ
ルパン三世のエンディングテーマ、ラヴ・スコールを始めて聴いたときは「綺麗な歌声だなぁ…」と、子供ながらに感じたことを覚えています。
その時も確かに「歌っているのは誰だろう?」と思いましたね。
番組のエンドロールでサンドラ・ホーンという名前も確認したことも記憶しています。
でも、外国人かな?と思ったくらいで、インターネットもまだ無い時代でしたから、それ以上は調べようがありませんでした。
名曲ラヴ・スコールを歌っているのはサンディー(Sandii)さんであることを知ったのは、恥ずかしながら随分あとになってからです。
サンディー(Sandii)さんが現在もお元気で、しかも未だにお美しい美貌を維持されていることには驚きを禁じ得ません。
サンディー(Sandii)さんの近況を知ることが出来ましたし、今度はご本人の歌とフラダンスを生で観に行きたいと本気で思いましたね。
非常に懐かしい気分に浸れました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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