先日、ボクシングの大学日本一を決める「第73回全日本大学王座決定戦」が東京・墨田区総合体育館で行われました。
初出場の東洋大が優勝を飾りましたが、その中でも注目を集めたのが堤駿斗さんです。
2020年東京五輪でメダル最有力と期待される堤駿斗さんは現在東洋大学の2年生ですが、すでにその実力から「井上尚弥二世」とも言われています。
そんな堤駿斗さんの戦績や階級、東京オリンピックの展望について調べてみました!
是非最後までご覧下さいね。
堤駿斗の戦績と階級、プロフィール
堤駿斗さんのプロフィールを簡単に確認しておきましょう。
・本名:堤駿斗(つつみ はやと)
・生年月日:1999年年7月12日(20歳)
・出身地:千葉県千葉市
・身長:171cm
・階級:バンタム級
・学歴:習志野高等学校~東洋大学
堤駿斗さんは習志野高校から東洋大に進学し、現在20歳のアマチュアボクサーです。
階級はバンタム級で、井上尚弥選手や拓真選手、最近復帰戦が予定されている比嘉大吾選手も同じバンタム級ですね。
出身高校はボクシング強豪校ですが、東洋大といえば村田諒太選手の母校としても知られています。
堤駿斗さんの凄いところは、何と言っても井上尚弥選手や井岡一翔選手も果たせなかった「世界ユース選手権優勝」(日本人初)を果たしていることです。
そもそも高校6冠というわけ分からないくらいの強さなので、世界ユース優勝を予想していた人も多かったと言います。
アマチュア戦績
- 堤駿斗:70戦65勝(20KO・RSC)5敗
- 井上尚弥:81戦75勝(48KO・RSC)6敗
ほぼ互角という感じですが、KOの多さがさすが井上尚弥!
井上尚弥選手に肩を並べるくらいの選手がまた登場し、日本ボクシングも更に面白くなりそうです。
ボクシングってめちゃくちゃ難しいけど、出来るようになるまでの過程がたまらなく面白いです
— 堤 駿斗 (@hththt2238810) October 17, 2019
堤駿斗の弟の名前は?ボクサーなの?
堤駿斗さんの弟さんは堤麗斗(つつみれいと)さんです。
元々、極真空手をやっていたようですが、兄の駿斗さんの姿がカッコいいと思って小学校5年生からボクシングをはじめたそうです。
先にミスした方が負けるという駆け引きが大事な競技で、そこが魅力に感じています。
兄弟はお互いに成績や強さを意識しあうものですが、この兄弟はお互いに高みを目指すために良い刺激を与えあっているようですね。
兄貴の意地を少しは見せれたかと、笑 https://t.co/Zj8aJDsvrX
— 堤 駿斗 (@hththt2238810) November 24, 2019
兄弟そろってボクシングが強いというところも、井上兄弟を彷彿とさせますね。
と思ったので戦績を調べてみたところ、やはり抜群の勝ちっぷりでした。
- U-15 4年連続優勝
- アジアジュニア 優勝
- U-ジュニア 優勝
- インターハイ 優勝
堤駿斗と井上尚弥がスパーリングで激突!結果は?
珠玉の4ラウンドを終えると、井上は開口一番、「日本でいちばん反応がいい」と堤を讃えた。「一瞬も気を抜けない。1ラウンド全部集中していないと。もう、このレベルまで来たら、どっちが集中力があるか。どっちがミスをするか」。そんな駆け引きを味わい尽くすことができる相手を得て、充実しきった様子だった。
<出典>ベースボール・マガジン
堤駿斗さんとのスパーリング後、アドバイスを求められた井上尚弥選手は「アドバイスすることなんかありませんよ」と、その実力を絶賛!
堤さんによると「尚弥さんのプレッシャーが強くて、力みすぎて4ラウンドに失速してしまいました。2、3発効いてしまった」とのこと。
さすがに井上尚弥選手の牙城を崩すにはまだまだ数多くの修羅場をくぐらないといけないようですね(笑)
ドネアを破った男の壁は高く分厚い。。
【参考記事】岡澤セオンの出身と戦績は?ハーフ天才ボクサーが東京五輪で金メダルを狙う
まとめ
オリンピックで金メダルを獲得したアマチュアボクサーはこれまで2人います。
桜井孝雄さん、村田諒太さんの2人です。
清水聡さんは惜しくも銀メダルでしたね…。
堤駿斗さんは東京オリンピックへの出場が確定しているわけではありませんが、このまま順当にいけば代表権が得られるはずです。
オリンピックでのメダル獲得は日本人にとっては高い壁ですが、堤駿斗さんには4人目の快挙を期待したいと思います。
また、井上尚弥vs堤駿斗が実現することも願ってやみません。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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