ミルマスカラスの現在の素顔は?仮面貴族のラスト編隊飛行は来年!

スポーツ

1971年に初来日して以降、次第にアイドルレスラー的な存在として人気を博したミルマスカラス

甥のドスカラスとの揃っての来日は、2人の華麗な飛び技にちなんで「編隊飛行(へんたいひこう)」とも呼ばれていました。

パンツ一丁で試合をする従来のスタイルから、衣装や入場シーンも含めて、非常に優雅で華麗で、今まで見たことの無い空中技に魅了されたファンは多かったと思います。

リング上でコールされたあとに、観客に投げ捨たられたマスクはプレゼントされましたが、激しい争奪戦でした。

マスカラスも初来日から数えて49年目になります。

絶対に素顔を見せないことでも有名でした。

素顔が幾つか公開されているようですが、現在の様子素顔はどうなっているのでしょうか?

あと、離婚歴が何回かあるという噂ですが、現在の嫁(妻)子供たちの名前顔写真などについて、気になったので調べて見ました!

是非最後までご覧下さいね。

ミルマスカラスの現在は?嫁(妻)の名前や顔写真は?

ミルマスカラスの現在ですが、まだ正式にプロレスを引退したわけではありません

現在もトレーニングは続けており、ローカルの小さな大会で試合をすることもあるようです。

2019年11月には、ジャイアント馬場没後20年追悼興行に参加して久しぶりに元気な姿を見ることができました。

流石に筋骨隆々だった逞しい肉体がしぼんだ状態を見られたくなかったのか、マスクをかぶって全身はタイツで覆われていましたね。

78歳でフライングボディアタックはちょっと厳しいでしょうか…。

ミル・マスカラス

あと、マスカラスは器械体操の免許(教員免許)も持っているため、地元で子供たちに器械体操やレスリングを教えるなどして、元気に生活しています。

嫁(左)娘(中央)娘(右)

マスカラスは4度の結婚をしていますが、そのうちの1人が日本人の嫁(妻)だったようです。

上の画像の左がマスカラスの嫁(妻)で、中央と右が娘です。

スペイン語でEsposaは「嫁」Hijaは「娘」を意味します。

残念ながら、名前や年齢などについては分かりませんでした。

新聞や雑誌などのソースは見つかりませんでしたが、ある個人ブログに以下の書き込みを見つけたのでご紹介します。

なんと

日本人の奥さんと2人の娘との2ショッ

これは俺もしらなんだ

<出典>福岡残酷屋台物語

嫁(左)

この女性もマスカラスの嫁(妻)らしいのですが、こちらは日本人には見えませんね。

何人目の奥様なのでしょうか?

ミルマスカラスのプロフィール

ミルマスカラスは1942年7月15日生まれの現在78歳で、メキシコ出身のレスラーです。

本名は、アーロン・ロドリゲス・アレジャーノ

もとはボディービルダーをしていたため、来日した頃も筋骨隆々とした身体つきで、小柄ながらも迫力がありましたね。

現在では「仮面貴族」という愛称で呼ばれていますが、来日当時は「悪魔仮面」でした。

下のようなマスクで試合をすることもあったことが影響しているのかも知れません。

インカ神をモチーフにしたマスク

身長は180cmで体重は100kg程度で、ヘビー級レスラーと試合をするには少し小柄なため苦労していた印象があります。

「千の顔を持つ男」と称されますが、Milは千(1000)を意味するので、ミル・マスカラス=千の顔を持つ男、ということです。

ドスカラスのプロフィール

ドスカラスは、ミルマスカラスの弟の扱いを受けることもありますが、正確には甥(おい)にあたります。

ドスカラスは1951年2月21日生まれの現在69歳で、マスカラスと同じくメキシコ出身のレスラーです。

本名はホセ・ルイス・ロドリゲス・アレジャーノ

身長は178cmで、体重は100kg未満なので、Jr.ヘビー級として試合をすることもありました。

ドスカラスのDosは2つという意味なので、ドス・カラス=2つの顔、となります。

ドスカラスの息子のドスカラスJr.(アルベルト・ロドリゲス)は、2003年10月には日本でPRIDE武士道においてミルコ・クロコップと対戦したこともあります。

残念ながら、ミルコの左ハイキックを喰らって1ラウンドKO敗けでしたね。


ミルマスカラスの素顔は本物?

マスカラスの素顔

ミルマスカラスは映画に出演するときもマスク着用でしたが、最近はマスクを外した素顔の動画が公開されています。

マスク越しの見える目が特徴的なので、この画像がマスカラスの素顔で間違いないでしょうね。

梶原一騎作の『プロレススーパースター列伝』に登場するアントニオ猪木は、マスカラスの素顔を「かなりのイイ男」とコメントしていました。

月刊ゴング(当時は月刊誌)の記者によれば、アル・パチーノに似てるとも言われていました。

若き日のアル・パチーノ

どうでしょう?

目元の雰囲気が若干似てますかね?

こちらはドスカラスの素顔です。

マスクを取ると、マスカラスよりイカツイ印象ですね(笑)

ドスカラスの素顔

余談ですが、昔は月刊ゴング以外にも「エキサイティングプロレス」という月刊紙もありました。

月刊プロレスは「ベースボール・マガジン社」、エキサイティングプロレスは「日本スポーツ企画出版」が出版社です。



ミルマスカラスの弟との編隊飛行は次が最後?

フライングクロスチョップ

2019年11月にマスカラスブラザーズが来日した際には、甥のドスカラスが「兄弟揃っての来日は今回が最後になるかも知れない」という主旨のコメントをしています。

ドス・カラスは今回の兄弟タッグについて「日本に兄弟で行くことはもしかしたら最後になるかもしれない」と語っていた

<出典>バトル・ニュース

しかしながら、マスカラス本人はまた来日してチャリティーマッチやイベントでの試合を希望しているとのこと。

そういえば、入場のときにモミクチャにされるほどファンがタッチしてくれるのは日本だけ、とマスカラスが嬉しそうに語っていたことを思い出しました。



まとめ

ミルマスカラスといえば、ジグソーの『スカイハイ』の曲に乗って入場してくるシーンが非常に印象的です。

当時の子供たちにとって、マスカラスはアイドルといっても過言ではない存在でした。

仮面貴族と呼ばれることについて、かつてマスカラスは「メキシコの貧民街で育った自分が貴族とはね…(苦笑)」と照れ笑いしながら答えていました。

しかしながら、「殴る」「蹴る」が主流だったプロレスに、いち早く空中殺法を取り入れ、煌びやかな衣装とマスクに身を包んで戦う姿はまさに貴族そのもの。

どれほどの少年の心を虜(とりこ)にしたことか。

どんなに強く逞しいプロレスラーでも、老いや病気に勝てないことは分かっていますが…。

マスカラスとドスカラスには、現在は既にオヤジになっている当時の少年たちのアイドルで居続けて欲しいものですね。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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