佐藤洋太の現在は焼肉とスケボーに夢中!タトゥーで職質受けた?

ボクシング

2012年にWBC世界スーパーフライ級王者になった佐藤洋太さんですが、3度目の防衛に失敗した後、29歳の若さで現役を引退されました。

その後は生まれ故郷の岩手に戻って焼肉店を経営しているという噂は知っていたのですが、他に何をしているのか気になって調べたところ、スケボーに夢中になっているようです。

また、現役時代にはタトゥーと見た目が原因で職務質問を受けたこともあるようで、そのあたりのエピソードなどを調べてみました。

是非最後までご覧下さいね。

佐藤洋太の現在は何をしている?

冒頭でも触れましたが、佐藤洋太さんは現在は故郷である岩手県盛岡市に戻って、焼肉店を経営する傍ら、スケボーをやったりボクシングモバイルさん主催のボクシング動画に出演されたりなど充実した生活を送っているようです。

上の動画を取り上げた理由ですが、佐藤洋太さんの現役時代の印象は「頭で考えて勝つ試合をするタイプ」で、頭脳派のようなイメージを当時から持っていました。

この動画の中で、佐藤洋太さんのコメントに以下のようなコメントがあります。

  • 自分には光るモノが無かったから他の選手から吸収した
  • 最近のアマチュアボクシングは将棋に似ている
  • サーシャ・バクティンのような喧嘩スタイルボクシングには限界がある

ボクサーらしからぬ、非常に的確な分析をされているなぁ、という印象です。

蛇足ですが、テッシーこと勅使河原弘晶(てしがわら ひろあき)選手のコメントに、「自分は世界チャンピオンになるまで結婚しない」とありました。

となると、そろそろアフマダリエフあたりに照準を定めて、ベルトを獲りに行かなければなりませんね。

佐藤洋太の焼肉店

焼肉チャレンジャー

ボクシングファンの間では割と有名で「焼肉チャレンジャー」という焼肉専門店です。

佐藤洋太さんご本人が更新しているアメブロもあります。

定期的に更新されているため、お店の情報や佐藤洋太さんのプライベートなことも書かれていることもあります。

焼肉チャレンジャーも、やはり政府や自治体の要請により時短営業に切り替えて営業していたようです。

でも最新のブログを読む限り、通常営業に戻すようですし、YouTubeの動画でもお元気そうですね?

※お店の住所や連絡先はお店のHPでご確認下さいませ。

佐藤洋太のスケボー技術

YouTubeで公開されていた動画では15年くらいやっている話してましたが、それから9年過ぎているので現在ではスケボー歴22~23年くらいになっています。

ボクシングを始めた頃とほぼ同時期にスケボーも趣味として始めていたようですね。

ご本人曰く、ボクシングも実は世界チャンピオンになるつもりはそれほど無かったとのことで、スケボーも趣味として休日に仲間と楽しんで滑っているそうです。

佐藤洋太の対戦相手

佐藤洋太さんは玄人好みの試合運びが多いせいか、井上尚弥さんのような人気ではありませんでした。

それでも対戦相手を見てみるとかなりの強豪を撃破していることが分かります。

対戦相手 勝敗 試合日
翁長吾央 (大橋) TKO勝ち(7R) 2010年5月1日
中広大悟 (広島三栄) 判定勝ち(3-0) 2010年9月25日
河野公平 (ワタナベ) 判定勝ち(3-0) 2011年4月9日
スリヤン・ソー・ルンヴィサイ 判定勝ち(3-0) 2012年3月27日
赤穂亮 (横浜光) 判定勝ち(3-0) 2012年12月31日
シーサケット・ソー・ルンヴィサイ TKO敗(8R) 2013年5月3日

メンツが凄いですよね。

戦い方がアウトボクシングの職人技のような感じでポイントを重ねて勝利を重ねるスタイルでした。

いま思い出しても、徳山昌守さんによく似たファイトスタイルだったと思います。

最近の徳山さん



佐藤洋太 vs スリヤンソールンビサイ戦

佐藤洋太さんは、2012年3月27日のスリヤンソールンビサイ戦に勝利してがWBC世界スーパーフライ級チャンピオンになっています。

KO勝利は逃したものの、3ラウンドには佐藤洋太さんが2度のダウンを奪っています

裁定(公式のスコア)は114-112が2人、116-110が1人で3-0で佐藤洋太さんの判定勝利です。

このときの対戦相手のスリヤンは敗戦後にバンタム級へ階級を上げて、山中慎介さんと7度目の防衛をかけて対戦しています。

ご記憶されているファンも多いのではいでしょうか?

山中(左)スリヤン(右)

補足ですが佐藤洋太さんの生涯戦績は、30戦26勝(12KO)3敗1分です。

さらにもう一つ蛇足ですが、佐藤洋太さんの3度目の防衛を阻止し、ベルトを奪った相手はシーサケット・ソー・ルンヴィサイです。

あの、ローマンゴンザレスを2度連続KOで破った男です。

シーサケット

スリヤンの現在

ところで、スリヤンは現在はどうしているのでしょうか?

boxrecを確認したところ、ステータスがinactive(休止・非アクティブ)と表示されていますね。

年齢はまだ32歳(2021年9月現在)ですが、2017年の試合を最後に引退しているようです。

スリヤンの生涯戦績は、56戦48勝(24KO)7敗1分です。

2018年の少し古いTwitterですが、スリヤンは故郷のタイで後進の指導をしつつ、民間企業で働いているという投稿を見ましたが。。

いまは削除されているため、こちらに掲載することはできませんし、これ以上の情報は見つかりませんでした。



佐藤洋太がタトゥーで職質を受けた?

ボクサーのタトゥー絡みで思い浮かぶ最近のトラブルは、井岡一翔さんの一件ではないでしょうか。

タトゥーの是非に色々な考えがあるのは当然ですが、JBCで定めているルールや規則があるのであればそれに則って試合を行うのが基本です。

それはさておき、佐藤洋太さんは過去に2度も警察から職務質問を受けたことがあるという、非常に面白いエピソードがあります。

Googleの検索窓に「佐藤洋太」と入力すると、検索候補に「佐藤洋太 職質」が表示されるので、興味本位で見てみたところ、実際に職質を受けたようですね。

スリヤン・ソールンビサイ(タイ)との激闘で顔面は腫れ、両足の皮がめくれて足取りがぼつかないことを不審に思った警察官から10分間、事情聴取された

<出典>:サンスポ(2021/02/01)

減量中だった1週間前は、顔がゲッソリしていたことで職務質問を受けたという。

<出典>:サンスポ(2021/02/01)

試合後のために顔が腫れていた」からとか「試合を控えて減量中で痩せこけていた」からといった理由だったため、すぐに解放されたようです。

しかしながら、お巡りさんってボクシング見ないのかしら?とも思いましたが、でもボクシングを観戦して、顔まで覚えているのは熱狂的なボクシングファンくらいなのかも知れませんね。



まとめ

佐藤洋太さんの現役時代のイメージは、長身とリーチの長さを活かしての徹底したアウトボクシングでした。

ポイントをリードしながら、チャンスがあればKOを狙うスタイルで、徳山昌守さんに非常に似ていると今でも思いますね。

今回の記事を書くにあたり、佐藤さんの著書『不良(ヤンキー)ボクサー母校へ帰る』を読みましたが、「札付きの不良」とか「喧嘩に明け暮れる」というイメージは無かったので少し驚きましたね。

ボクシングにもスケボーにも人生にも一貫した哲学やポリシーをお持ちなだけに、個人的には飲食店の経営だけではなく、後進の指導にも携わって欲しいというのが正直な気持ちです。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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